2014年05月03日
タナカ COLT S.A.A.
ここ二年あたりで職場環境がガラリと変わって、なかなかブログアップできず・・・。
大型連休とかはせっかくのチャンスなので、持ち腐れの愛銃達をできるだけ紹介したいと思う( 笑 )。
トイガン趣味出戻り16挺目、タナカのコルトS.A.A.シビリアン・モデル。
どうやらこのS.A.A.がタナカ初のペガサス・システムらしい。
説明書にはCGのCADっぽいカッタウェイ画像が誇らしげに載っている。
やはり平成初期以来のトイガン出戻り組にとっては、現代のメカニズムの進化には驚くばかりだ。
ここで気づいたのは、出戻って初めて手にしたペガサスガン、S&WのM66と比べると、コルト系の方がシリンダー中心のバルブを叩く構造が単純で、ガス放出が安定しているという事。
→ S&W系はシリンダーロックの為のバネ仕掛けが内蔵されているから若干、動きが渋く、プラスチックの銃本体にもキズを付けてしまう・・・。
・・・とか、そういうのを抜きにして、Ken-G.はただ『 カッコイイ 』から買っただけ♪
子供の頃には見向きもしなかった、このアンティークなスタイルと、タナカ・ペガサスならではの重量感、作動感に惚れてしまった訳だ( 笑 )。
このS.A.A.はフレームも金属製という事もあって、かなりの重量がある。これはWAのハイキャップSVIシリーズと同様のメリットだよね♪
それに重たいシリンダーのおかげで重量バランスも良く、ガンスピンもし易い。
で、足に落とすと、もの凄~く痛い( 笑 )!
S&W・M586をパイソンと並べると、かわいそうなくらい貧相に見えるけど、S.A.A.は流石コルト・リボルバーの大先輩、パイソンと並べても貫禄すらある( 笑 )。
このタナカ製S.A.A.は大のお気に入りで、しょっちゅうガンスピンをしたり、デタッチャブル・シリンダーを外したりして弄っている。
ただハンマーをコックするだけでも“ チキチキカチ、チャキン! ”と小気味良い作動音も再現されていて、触っていて飽きないんだよね♪
最近は新しい仕上げとかでも販売されているけど、多少の小キズ程度なら気にしなくて済む、このプレーンなヘヴィーウェイト・モデルはまだまだ楽しませてもらっている( 笑 )☆
2013年03月31日
タナカ S&W M29 .44 MAGNUM
トイガン趣味・出戻り14挺目となるタナカのM29、たまには違った趣向で紹介しようかナ♪
実を云うと Ken-G. 、映画のヒーローが持つピストルが大好きだったりする。そりゃもう、子供の頃から。
Ken-G. の世代が小学生の頃と言えば、まず『 ダーティー・ハリー 』。
″ Do you feel lucky ? ″
″ A good man , knows his limitation. ″
″ Go ahead , Make my day. ″
・・・等々、言い放つ殺し文句もマグナム級の辣腕刑事、ハリー・キャラハン。
彼の相棒を勤めるピストルは、SMITH & WESSON( スミス&ウェッソン )社の ″ M29 .44MAGNUM ″ というリボルバー( 回転式拳銃 )だ。
″ .44 ″ というのは0.44インチ( =約11ミリ )の弾丸の口径を指す。 ″ マグナム ″ とはワインボトルの増量瓶が語源で、火薬量を増やした強装弾の事だ。
この44マグナム弾とそれを発射する拳銃は、元々はヒグマやイボイノシシ等の大型野生動物を狩猟するベア・ハンター達の護身用に開発されたものだ。『 森の中でクマさんとバッタリ! 』なんてシチュエーションでは、ライフルのボルトをガチャガチャと装填している余裕も無く、そんなピンチな状況で襲いかかられたらひとたまりもない。だったら拳銃サイズで、一発でクマを倒せる武器の方が取り回しが良いに決まっている。そこで、対人以上に強力なハンドガンが求められ、開発されたんだね。
現在ではもっと強力なハンドガンがいくつかあるけれど、このM29は当時では正に ″ 世界最強のハンドガン ″ だった。そしてキャラハン刑事の影響で、Ken-G. にとっては ″ 世界最強=M29・44マグナム ″ というイメージは今でも変わらない(笑)。
果たしてこの反動がモノ凄い拳銃で、動くターゲットに当てられるのか? という疑問も沸くし、刑事用の拳銃としては明らかにオーバー・キルで殺傷力が強過ぎる( たぶん人間2人くらいはブチ抜きそう・・・ )。
弾薬は小口径の方が反動も軽く当て易く、更にオートマチック拳銃では装弾数が増やせるというメリットも有る。が、いかんせん威力が小さく、急所に当てないと相手を倒せない事もあり、逃げられるならまだしも反撃される危険性もある。そして小さく軽い弾丸は遠距離になる程、不利なのだ。
外国の紛争のニュースで、夜間に対空機関銃で曳光弾を射撃しているのを見た事はないかな・・・? ( 無いか【笑) → アレ、よく見ると、弾道がけっこう逸れているんだよね( そこまで見てないって・・・【笑 )。12.7ミリというデカい機関銃弾ですら風の影響を受ける、という事だ。
話が逸れたけど、要するに反動を抑えられる射手なら、大口径の銃の方が効果的に使えるのだ。ヘタクソでは小口径であろろうがBB弾だろうが輪ゴムだろうが、当てられない奴では当てられないのだ(笑)。
3作目でキャラハンは言う。
″ 1発で仕留めたい ″ と。
キャラハンの敵達はマシンガンを雨あられの様に撃ちまくり、近年のアクションスター達もみんな両手に2挺拳銃でバリバリと数撃ちゃ当たるとばかりに、撃って撃って撃ちまくっているが・・・、
ハリーはいつでも1撃必殺!!
最近のガンアクションに見慣れた目には、むしろこちらの方がインパクトが強い!
子供の頃のおもちゃのテッポウって、思い切りプラスチック丸出しでスカスカに軽く、いかにもオモチャだったし、小遣い程度では高い物は買えなかった。現代では玩具メーカーもだいぶ進歩していて、リアルなトイガンもくさん出回っている。値段が高いのは痛いけど、高校生のバイトで簡単に買えるようでは、マナー違反が続出して販売禁止とかにもなりかねないから、仕方ないのかな・・・。
ともあれ、18禁玩具のトイガンを臆する事なく大人買いできるのは良い事だ(笑)。
M29をガンスピンして弄びながら、ダーティー・ハリーを観る時の酒の美味さと言ったら、それはもう格別なのである(笑)。
2013年03月24日
タナカ コルトパイソン スチールフィニッシュ・モデル
出戻りシリーズ13挺目、コルトパイソン。
タナカ・ワークスから先にM29のスチールフィニッシュ・モデルが出たが、ソコはガマン。
必ずパイソンが出される、と踏んでいたのは当然である(笑)。
もはや多くは語るまい。真打ち・パイソン、問答無用の格好良さだ!♪
どのアングルからでも画になってしまう。
グリップにはどこのメーカーか忘れたが、細身の木製オーバーサイズを装着した。個人的に、パイソンには明る目の木の色が似合うと思う。なんか、スズメバチみたいな獰猛な雰囲気、じゃない(笑)?
ホント、 ″ フォトジェニック ″ とはこのリヴォルヴァーのためにある言葉だ(笑)。
二番目の写真を、シャッタースピード上げて暗めに撮った画。
たったこれだけでも雰囲気が変わる・・・。
このスチールフィニッシュのパイソンはコレクターにとってはかなりのお宝じゃないかな?。Ken-G. は予備にもう1挺、買ったほどだ。想像するに、シルバーメッキの上にブラッククリアー塗装か。とにかくキレイな鉄肌色を良く再現していると思う。タナカから過去に ″ ミッドナイト・ブルー ″ なる仕上げが販売されていたらしいが、それを買い逃していた人達には嬉しいモデルだ。
更にと云うか、ムカツク事にと云うか・・・、後にヘビーウェイト樹脂にメッキを施した、 ″ ジュピターフィニッシュ ″ なる仕上げで発売された、っていう・・・。
→ ま、こちらは憧れのコンバットパイソンを購入できたからヨシしといた。
最近、ジュピターステンレスモデルが発売されたが、何故か3インチモデルが出されない・・・。→ Ken-G. はソイツを虎視眈々と狙っているのだ(笑)!!
2013年03月24日
タナカ ルガーP08 デジカメ撮影
超・ひさびさのブログアップです。
昨年、8月より職場が変わり激忙に陥ってしまったため、本ミリブロが滞っていましたが、たまにコツコツとトイガンの撮影とかはやっていたのでそろそろアップしようかと(笑)。
タナカ・ワークスのルガーP08ネイビー。
やはりトイガンの撮影は一眼がベスト。
ルガーP08もオートマグ同様に、右側面・アオりからのアングルが好き♪
このアングルも珍しいでしょう?
雑誌などのトイガン・レビューとかではなかなかお目に掛かれないショットを、オーナーになれば好き放題に二次元化出来ちゃうんだな(笑)。
WWⅡモノ、という事でありがちだけど、ミリガバと並べたくなる(笑)。
もう明らかにコンセプトが違う両GUNsだよね。
アメリカンマッチョ・ヤンキーと、ドイツの機械ヲタク・ステレオタイプ(笑)!
購入当時のブログでは弾道改善のチューニングをしたいと書いていたけど、そんなヒマも無くツルシのままだ。
でもいずれ金属パーツのブルーイングと併せて手を入れたいと思う。
・・・このところずっとブログどころじゃなかったけど、相変わらずコンバット・パイソンのステンレスモデルに出会うまではトイガン界から目を離せず、その間にもイイなと思ったトイガンをポチポチと買っては眺めるだけ・・・、そんな日々もツマラナイから、せっかく買ったトイガン達なんだから、カッコ良く撮影してまた自己満ミリブロにアップしていきたいと思いますので、皆さん、宜しくお願いします(笑)♪
2012年07月29日
タナカ ルガーP08・6inch.
以前からずっと気になりつつも、購入まで踏み切らなかったGUN、ルガーP08。
この度、やっと先週に手に入れた。2年程前から近所のGUNショップに8インチのタンジェント・サイト付きのやつと、この6インチ・ヘビーウェイトが並んでいたけど、なかなか売れずに残っていたのだ。当時のKen-G.と云えば、ペガサス・リボルバーばかり追い掛けいたし、最近ではWAのボッ○クリ・.45オートの中毒的カモに成り下がってしまい(笑)、欲しい限定カスタムを虎視眈々と狙うべく財布を悶々と温存しているのヨ(笑)。
それでも購入に至ったのは、タナカからコンバット・パイソンのジュピターステンレス・モデルが出そうに無い事と、最近のWAからはアニヲタ提携モデルばかりでウンザリしていた事もあり、ならばたまには変わったGUNを、となったワケだ(笑)。何よりトグル・アクションが気になって仕方なかったしね・・・。
お店で見て、カッコイイな~と思ったのは、8インチ・モデル。→ でもコレ、ABS製でスッカスカに軽い・・・。タンジェント・サイトが後ろ髪だけど、惜しくも却下。選択肢は6インチのHWモデルとなった。重量はABSよりマシ、という程度。通常のオートと違ってスライド式ではないし、バレルが細いのも影響しているよね。WAガバやジュピターフィニッシュ・リボルバーに慣れた身にはどうしても軽さは否めないけど、これしかないのだから仕方が無い。タンジェント・サイト付きのHWモデルは今後、ネットで気長に探そう・・・。
と、のっけからプチ不満点を垂れてしまったけど、重量以外ではとても満足感は高い。特にタナカの十八番である『 カッチリ 』した造形と操作感、刻印のシャープネスがこのルガーP08でも存分に発揮されていると思う。
Ken-G.的には4インチよりも、この6インチがウェル・バランスに感じる。ルガーの事はほとんど詳しく無いが、精緻な機械感は手にした者が皆感じる事だろう。
ガバメントとは全く違うコンセプトなんだろうね。小口径でスパスパと的確に、次々と急所に命中させる為のコントロール性と精度。そんなイメージかな・・・。現代の工業製品でも、例えば車なんかはドイツとアメリカはそれぞれの色があるよね。ドライビング・プレジャーに重きを置くドイツ車と、大排気量のパワーでゴリ押しするマッチョなアメ車。GUNsとクルマでそういう共通点をモーソーしちゃうのはKen-G.だけか・・・(笑)。
雑誌やトイガンのカタログでは滅多に見掛けない右側面。所有者ならいつでも見放題(笑)。このアングル、凄く画になるなぁ~!
ただ気になった点がもう1つ。箱出しで撃ってみたらタナカの悪い癖か、結構な初速が出ている割には弾着が散り気味。軽いBBではバカホップになるから、0.3g 弾で様子見しながら使ってアタリを付けて、何らかのチューニングをしようと思う。
いやいや、まずは写真でしょ(笑)。 写メなんかじゃこの美しさは収まり切る訳が無い。時間のある日にイチ眼撮影しなくちゃね。ミリガバと並べたら・・・、ワクワクするゼ(笑)!
2012年07月01日
タナカ・S&W M327R8 .357MAGNUM '2inch.
ステンレス・シルバーのコンバットパイソンを手にするまでは、もうこの趣味から抜けられそうにない。すっかりハマってしまった頃にタナカワークスから発売されたのが、コレ↓ 。
S&W M327という、Nフレームのガタイを生かして.357マグナム弾を8発込めちゃおう、ってファンキーなGUNだ。タナカからは最初に5インチ位のやたら兵器的なスタイルのモデルが発売されたが、そちらには興味ナシ。でも後から出たこの2インチモデルを雑誌で見た時にはギョッとした。いくら2インチに切り詰めたって、そりゃあ隠し持つにはチト無理だべやぁ~! と突っ込み所満載のアメリカン・シンキングなモデル。Ken-G.のトイガン・出戻り12挺目にはふさわしい、おバカなテッポーだ(笑)。
当初はABSモデルから発売されたけど、そこはちょいとガマン。タナカというメーカーは材質や表面仕上げのバリエーションを次々と展開する。そして予想通りヘビーウェイト・モデル発売が雑誌で紹介されると同時にショップで注文、木製グリップ付きを購入できた。
タナカ純正の木製グリップは、なかなかキレイ。見た目は荒いけど表面がニス仕上げで手触りもイイ。しかもありがたい事に、標準のプラグリップもキチンと付いて来た。
タナカ・ペガサスはフレーム内のメカニズムが実銃同様で、コルトなら引くほどに粘っこく、S&Wならスッキリと、という様なトリガーアクションのフィーリングまで再現されている。特にS&Wのトリガーアクションは素晴らしくスムーズ! → コレは他メーカーのガスリボルバーでは絶対に真似の出来ないアドバンテージだよね(笑)!
↑ 同じ2インチでも、Jフレームのチーフとは比べ物にならない程のデカさ・・・。コンシールドもヘッタクレもあったモンじゃない(笑)。
このM327は8発分のシリンダー・ラチェットがあるから、作動が凄く確実。箱出しそのままでキッチリと『 チチバン 』するのは気持ちが良い。Nフレサイズのデカいシリンダーによる遠心力も有るんだろうね。
気になった点は、シリンダー・ギャップが0.5mm.程、露骨にある事。ペガサス・システムの発射メカニズム上、これでは弾道にも悪影響だ。イジる所ナシと思えたこのM327だけど、そこはメーカーが余地を残してくれたと捉えよう(笑)。改善策は意外と簡単。日用品店の水回りコーナーでサイズが同じで若干太めのゴムのOリングを買い、フォーシング・コーンにハマるように適度に削って装着する事でギャップを埋める事が出来た。シリンダー全面に薄くシリコングリスを塗れば、回転にも影響は無い。相変わらずペガサス・システムはイジり好きには手の入れ甲斐のあるガスリボルバーだ。
Nフレームの巨体に2インチ・バレルという異様さも、見慣れるとなかなかカッコ良く思えてくる・・・、のはKen-G.だけか・・・(笑)? HW材と小さなグリップのおかげで、全長の短さとは裏腹にかなりの重量感もある。
見た目は凶暴マッチョだけど、手に取ってプリンキングするだけでも楽しい。そんな可愛げもあるナイスGUNだ(笑)。
2012年07月01日
タナカ・S&W M649 ボディーガード
出戻り10挺目、タナカワークスのS&W M649 ボディーガード。
デリンジャーで小さなテッポーの味を覚えてしまったKen-G. 、今度はS&WのJフレームに手を出したとさ(笑)。
『 あぶない刑事 』のブロップで初めて見た時から『 あのハンマーを隠したスタイルは、一体どんなメカニズムなんだろ? 』とずっと気になっていたGUNだ。それが近所のショップの棚に並んでいるのを発見するや、生活費と引き換えな連れ帰ってしまった・・・(笑)。
そのメカニズムは作動確認時にあっさりと判明。どうと云うことはない、M36のハンマー側面を隠しただけだったのね・・・。ダブルアクション専用かと思っていたけど、ハンマースパーが僅かに出ていてシングルアクションも可能。これなら全てのDAリボルバーでも出来そうだ。まぁデホーンド・スタイルのM500とか有っても気持ち悪いけどね(笑)。
小さくて隠し持ち易いM36だけど、いざ使おうとしたらポケットの中で引っ掛かって、早く抜こうと焦れば焦るほど抜けなくなって死に目を見た人がS&Wにリクエストした、そんな感じだろうね。
オート/リボルバー問わず、S&Wはシルバーが良く似合う。ハリー・キャラハンにM629は似合わないけど(笑)。
このタナカのM649はヘビーウェイト製のステンレスカラー塗装モデル。ペガサスリボルバーはシリンダーとサイドプレートが金属製の為、塗装モデルの方が色の差を隠せるので見た目が良い。
サードジェネレーションと並べて。
グリップパネルは標準そのまま。グリップアダプターが付いてきてお買い得感・高し(笑)。
デトニクスともなかなかイイ写り映え( ? )。
シリンダーをガスタンクとするタナカのペガサスシステムは、コンパクトモデルでも元気に弾が出る。バレルが短いせいか、空撃ちの音も非常に元気がイイ!
1つ難点は、これはタナカが悪い訳ではないけど、Jフレームの場合、右側面のサイドプレートとの境目付近のフレームの肉厚がとても薄くてシリンダーストップからハンドの付け根にかけてクラックが入ってしまった。リボルバーではストレスがかかる部分なので、強度的に脆いHW材では厳しいのカモ・・・。
S&Wのトイガン・リボルバーとして例に漏れず『 チチバン加工 』を施したけど、これもイケなかったのかも知れない。ハンドの脇のフレームにアルミテープを貼り付けてハンドの遊びを無くして、シリンダーをしっかりと回し切ろうという発想だけど、逃げが無くなる分、負荷が増えるんだろうね。プラスチック製トイガンのJフレームでは余りオススメできないチューニングだ・・・。
このひび割れた部分は、フレーム裏からステンレステープをロックタイト( 瞬間接着剤 )で貼って応急処置を施しておいた。とはいえ、今ではもうあまり動かさない様にして飾り専用にしている。
ベッドサイド・テーブルに置いて、寝転びながら愛でるのに丁度良い。そんな愛着が湧くモデルだ(笑)。
デリンジャーで小さなテッポーの味を覚えてしまったKen-G. 、今度はS&WのJフレームに手を出したとさ(笑)。
『 あぶない刑事 』のブロップで初めて見た時から『 あのハンマーを隠したスタイルは、一体どんなメカニズムなんだろ? 』とずっと気になっていたGUNだ。それが近所のショップの棚に並んでいるのを発見するや、生活費と引き換えな連れ帰ってしまった・・・(笑)。
そのメカニズムは作動確認時にあっさりと判明。どうと云うことはない、M36のハンマー側面を隠しただけだったのね・・・。ダブルアクション専用かと思っていたけど、ハンマースパーが僅かに出ていてシングルアクションも可能。これなら全てのDAリボルバーでも出来そうだ。まぁデホーンド・スタイルのM500とか有っても気持ち悪いけどね(笑)。
小さくて隠し持ち易いM36だけど、いざ使おうとしたらポケットの中で引っ掛かって、早く抜こうと焦れば焦るほど抜けなくなって死に目を見た人がS&Wにリクエストした、そんな感じだろうね。
オート/リボルバー問わず、S&Wはシルバーが良く似合う。ハリー・キャラハンにM629は似合わないけど(笑)。
このタナカのM649はヘビーウェイト製のステンレスカラー塗装モデル。ペガサスリボルバーはシリンダーとサイドプレートが金属製の為、塗装モデルの方が色の差を隠せるので見た目が良い。
サードジェネレーションと並べて。
グリップパネルは標準そのまま。グリップアダプターが付いてきてお買い得感・高し(笑)。
デトニクスともなかなかイイ写り映え( ? )。
シリンダーをガスタンクとするタナカのペガサスシステムは、コンパクトモデルでも元気に弾が出る。バレルが短いせいか、空撃ちの音も非常に元気がイイ!
1つ難点は、これはタナカが悪い訳ではないけど、Jフレームの場合、右側面のサイドプレートとの境目付近のフレームの肉厚がとても薄くてシリンダーストップからハンドの付け根にかけてクラックが入ってしまった。リボルバーではストレスがかかる部分なので、強度的に脆いHW材では厳しいのカモ・・・。
S&Wのトイガン・リボルバーとして例に漏れず『 チチバン加工 』を施したけど、これもイケなかったのかも知れない。ハンドの脇のフレームにアルミテープを貼り付けてハンドの遊びを無くして、シリンダーをしっかりと回し切ろうという発想だけど、逃げが無くなる分、負荷が増えるんだろうね。プラスチック製トイガンのJフレームでは余りオススメできないチューニングだ・・・。
このひび割れた部分は、フレーム裏からステンレステープをロックタイト( 瞬間接着剤 )で貼って応急処置を施しておいた。とはいえ、今ではもうあまり動かさない様にして飾り専用にしている。
ベッドサイド・テーブルに置いて、寝転びながら愛でるのに丁度良い。そんな愛着が湧くモデルだ(笑)。
2012年06月10日
タナカ・S&W M66
出戻りブログにも書いたけど、一見、コクサイ製だと思ったトイガン。出戻り4挺目(笑)。
2挺有るのは、1つを床に転落させてしまって、フロントサイトが欠けてしまったから( 補修したけど )。もう悔しさの余り保存用にもう1挺買ってしまった(笑)! そしたらナント、この2丁は構造が一部違うのである。
それは、フォーシング・コーンの部分。先に買った方はバネ仕掛けの可動式で、シリンダーと密着してガス逃げのギャップを防いでいると解る。旧コクサイのガスリボルバーでも採用していた構造だ。ところが、もう1挺はゴムリングだけのフォーシング・コーン。どちらが改良版か知らないが、一長一短だと思うなぁ・・・。
可動式は作動抵抗があり、固定式はシリンダー・ギャップがある個体と、ゴムリングがキツ過ぎてむしろ抵抗になっている個体もある。現在のペガサス・リボルバーのラインナップは固定式が主だから、後に買ったM66が改良版、という事になるのかな?
Ken-G.はこのKフレーム2丁で、多いに勉強させてもらった。リボルバーはねぇ、各部の微調整で作動性格を変えられる範囲が広いんだよ。可動式フォーシング・コーンが抵抗になっているなら、バネ換えるなりエッヂ磨くなりいくらでも対策法は有る!こうしてスムージング・ワーク化した可動式フォーシング・コーンは、確実な作動とスムーズなトリガープルを手に入れられる。
イチバンのメリットは、いわゆる『 チチバン 』。シリンダー・ストップがシリンダー外壁に当たって、『 チッ 』→ シリンダーがロックして、『 チッ 』→ トリガーを引き切って、『 バン! 』。S&Wリボルバーはココにコダワリたい!可動式のそれは、シリンダーホールとの密着を誘導してくれて、ダブルアクションでのチチバン作動が確実なの!
一方、固定式は可動式フォーシングのアシストが無い分、箱出しでは自力でチチバン作動をする事が困難。各部をローテンション&スムーズ化して、更にシリンダー・ハンド側面にテープを貼り付け、シリンダーを出来るだけ回し上げ切れる様にチューンする。これでも可動式ほどの確実さには適わないが、かなりマトモになる。チチバン作動の不確実性は、KフレームとJフレームで顕著に見られる気がする。Nフレは多分、デカいシリンダーの遠心力で回り切っちゃうんだろうね(笑)。
以上の訳から、固定式の方には木製グリップを付けてほぼ飾り用に。可動式は標準装備のアンクルマイクス・ラバーグリップのまま、部屋撃ちと作動を楽しんでいる。
シリンダーの作動ひとつ取っても、奥が深いペガサス・リボルバー。実銃に迫る構造ならではのウマ味がギッシリ詰まっている。そして他の部分も少しイジるだけで劇的な改善効果を得られ、自分好みのフィーリングを手に入れられるのは、凄く大きな魅力だと思うヨ(笑)!
タグ :TANAKA WORKS.
2012年06月09日
シルバーのパイソン!
2009年のGW、実家帰省した山形県で立ち寄った、某老舗模型店。
コクサイの、シルバーのコンバット・パイソン購入を惜しくも諦めたそのショップ、実に高校生以来の訪問だった。
『 必ず何かと出会える 』・・・、そんな期待と共に入店。あわよくばタナカのコンバット・パイソン、ステンレスメッキモデルが在れば・・・。とりあえず店長のオヤジ健在(笑)。彼の親切さにあやかって、トイガン・コーナーをじっくり見させてもらったら・・・、在ったよ。目星いのが。
『 あのタナカのパイソン、見せて下さい 』と天井付近に積まれた1箱を指す。
『 どっこらしょ・・・ 』と、それを脚立で取り、 『 ホレ、 』と開けてくれた箱の中身は・・・、
タナカワークス製、コルトパイソン4'inch・ステンレスヘビーウェイトモデル。レッド・ランプが格好いい(笑)。
3'inch のコンバットモデルではないけど、この 4'inch のシルバーも珍しい。そして手にした時の重量感、造型・作動双方のカッチリ感共に素晴らしい。HW樹脂でのシルバーはメッキでは不可能だから塗装なのね~!→ 知らなかった、流石トイガン出戻り組(笑)。この塗装も凄くイイ。コクサイの広告用モデルの雰囲気に極めて近いと思った。
それともう1つ気になったガスガンを見せてもらった。マルシンのアナコンダ 4'inch。こちらもなかなかの珍銃だ。流石は田舎の老舗ショップ、こういうストックがあるから侮れない。
迷わず2丁とも買い。高校生の時の様にどちらかを諦める、なんて事とはもう無縁なのさ(笑)。
ここで3丁は買う予定で持ち合わせを準備していたが、もう1丁分はグリップ数種類に充てた。店長はグリップの試着も快諾してくれる、ナイスな人(笑)。そこで気付いたのは、タナカ製パイソンはトイガンとしての強度確保のためか、フレームの幅が若干、実銃よりも厚い事。ホーグとパックマイヤーのワンピース・ラバーが入りそうで入らない。Altamont の木製グリップは問題なく装着可能、タナカ用にサイズが合わせてあるらしい( って、実銃用じゃないじゃん【笑 )。更に見っけモンがもう1つ、マルシン純正のアナコンダ専用木製グリップ。ネット通販でしかお目に掛かれないブツが在るわ在るわ(笑)! → 全て購入。ラバグリ2つはコクサイのコンバットに使えば良い。
それにしても、タナカのカッチリした造型、刻印の技術は素晴らしい。シブヤ・カスタムワークスも真っ青だ。WAでこのレベルなら¥4万越え間違いナシだよな(笑)。まぁ、ここまでカッチリしているとパイソンにしてはエッヂが立ち過ぎていると感じる程だ。シルバーモデルなら、これもアリだと思うよ。
このタナカ・パイソンにはラバーコーティングされたオーバーサイズグリップが付いていたが、4'inch のパイソンにはタクティカルな雰囲気は似合わない、と思うのがKen-G.の個人的見解。Altamont のウッドマイカルタ材・ローズカラーのフィンガーチャンネル付きを纏わせている。この木材、相当圧縮してあるのか、結構な重量がありフロントヘビーなパイソンに付けるとバランスもかなりイイ感じになる。現在、購入してから4年目になるが、ヒケや反りも全く出ていない。お気に入りだ(笑)。
同時に買ったアナコンダ用の木製グリップは6'inch モデルに装着してある。こちらは木材ニスで自家塗装。 4'inch の方は初期ロットの欠陥品らしく、20発も撃たないでガスルートが破裂してしまった。補償も有償らしく、断念。 6'inch 補修用のパーツ・ドナーとなってしまった・・・。
と、暗い話はさておき、フルレングス・シュラウドのリボルバーにヘビの名前を付けるのが好きなコルト。→ どう見ても1丁のリボルバーがヘビには見えないと思っていたけど・・・、ある日、2丁並べて撮影していた時にふと思ったのね。
↑ 大蛇のとぐろ巻き。
なんとなく、そう見えない(笑)?
タグ :TANAKA WORKS.