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Posted by ミリタリーブログ  at 

2012年05月26日

コンバット・パイソンへの憧れ。

  
 今回、紹介するのはコクサイ製モデルガン、『コルト・コンバットパイソン 3inch』。

[ ↓写真・下。上の4インチはタナカのスチールフィニッシュ・モデル ]



 一応、Ken-G.のGUNsブログでは、この趣味に出戻りしてから購入したトイガンを時系列で書いていくつもり。つい3年ほど前からだけど、記憶が曖昧でもあったりして・・・(笑)。

 コルトのパイソンモデルは多くのGUNファンから愛されているだけあって、Ken-G.も語れば長くなるよ(笑)? パイソン自体の生い立ちや魅力云々の話は雑誌やブロガーの間で語り尽くされているから、Ken-G.はあくまでも個人的なパイソンへの思い入れとかを駄文巻き散らかしたいと思っている(笑)。

 高校生の頃に最も憧れながら、手をこまねき入手し損ねたガスリボルバー、シルバーのコンバット・パイソン。国際産業製のステンレスメッキモデルで、パックマイヤーのラバーグリップが付いたスタイルに『スナブノーズの究極』を見た気がしたものだ(笑)。



[ ↑ 昔のコクサイの広告。あぁ、カッコイイ・・・(笑)]


 でも若いとさ、やっぱりいくら格好良くても『飛距離』とか『命中精度』等というスペックを偏重しがちで・・・。当時のガスリボルバーの性能と言ったら、″ 5m先に弾を届かせる ″のが精一杯。ただ格好良いってだけで、そこに1万円強の金を出せる筈も無く、ショップで散々悩んだ挙げ句に連れ帰ったのは『M629 マウンテン・リボルバー』だった。→理由はガスリボルバーとしては初のホップパッキンが搭載されていたから。確か『スナイピング・システム』とか言ったかな。″ 飛距離50m ″を広告でもデカデカと謳っており、リボルバー党のKen-G.は食いつかずにはいられなかった、というワケだ(笑)。



[ ↑M629マウンテン・リボルバー(写真・下)。上はマルシン製アナコンダ(現行品)]


 買った時はそれで充分、納得した。弾速は遅いものの、本当に『スゥ~ッ』と遠くまで飛ぶ弾道に大いに感激したものだ。Ken-G.の青春遊戯銃趣味のフィニッシュを飾るのに相応しい1丁だった、と言える。
 1993年の1月に買ったこのM629。こうもハッキリ覚えているのは、同年8月の某月刊誌の読者投稿コラム『GUN子新聞』にレビューを掲載させて頂いたからだ。その頃にはスナイピング・システムが搭載されたパイソン・シリーズが発売されたが、もはや社会人としてスタートを切り出した真っ盛り。休日には稼いだ金で遊びまくる事に明け暮れ、『ガスガンなんてもう知ったこっちゃねぇ』状態。三十路半ばに至ってトイガン趣味が再燃するまでは、コクサイ自体が1度廃業になり、ガスガン製造をやめた事すら知る由も無く、もう二度と『シルバーのコンバット・パイソン』を手に入れられない現実を受け入れるしかなかった・・・。

 タナカ・ワークス製があるって? → Ken-G.が出戻りしたのは2008年の冬頃から。その頃にはペガサスシステムのコンバットパイソン・シルバーモデルは店頭でもネットでも皆ソールド・アウト。オークションでもお目に掛からない。
 そりゃそうでしょう。こんな格好良いモデル、手放す人は少ないのではないかな? Ken-G.同様のノスタルジーを抱えた旧来のトイガン・ファンなら、手に入れた喜びもひとしおかと思う。

 しかし、せめてもの救いは在った。現在も『コクサイ』のブランド名で、モデルガンだけは製造・販売がされているのだ。サンプロジェクトとかいう会社が火災で焼け残った旧コクサイ工場の金型と会社そのものを買い取ったんだそうだ。ガスガンの金型は焼失したが、モデルガンのそれらは使える状態で残っていたらしい。

 その『現行コクサイ製』コンバット・パイソンのモデルガンがショップの棚の奥に在ったのだ。ヘビーウェイト樹脂に軽く黒染め処理が施された『USブルーモデル』。金型の使い回しがたたってか、エッヂがタレてはいるけど、これはコレで本来『職人手仕上げで磨き上げた』パイソンらしいとも言える。
 ガスガン用ではない、リアルのパックマイヤー製ラバーグリップが標準装備されたそのフォルムは正しく十数年前のコクサイ・コンバットパイソンそのもの。シルバーモデルではないが、自分のノスタルジーを満たすには大変な高ポイントだ。



 現在、コイツにはブルーイング液でシコシコ染め上げ、ホーグ製フィンガード・ラバーグリップを装着して喧嘩っ早い雰囲気に(笑)。 4インチモデルと並べても引けを取らないどころか、独特の獰猛な雰囲気は3インチのコンバットモデルならではの迫力だ。 ブルー処理は青くはならず、ひたすら『真っ黒ヌラヌラ』になったけど、イイ感じだと思う。要すれば、フロントサイトをレッドランプ入りにして欲しかったなぁ~・・・。



[↑ 晴天下で絞って撮ったら、青く写った光のアヤ【笑]

 と、かなり満足度の高かったこのコクサイ・コンバットパイソンのモデルガン。『シルバーのコンバットパイソンに出会えたら、もうトイガンは要らない』と思っていたけど、コレはKen-G.を相当、満腹にしてくれた。会社から帰って、ウマいパスタとビールで晩酌しながら.357MAGNUMのダミーカートをチキチキ込めたりして玩ぶ・・・。



[ ↑ 通常の屋外の明るさだとこんな感じ( もちろん、絞り上げています]


 本当にこれでトイガン趣味・再燃の熱が下がりかけた程だ。何せ2009年初頭の時点で、入手可能な最高のコンバットパイソン。自宅のデスクの飾りはこれで充分、もうしばらくはトイガン要~らない♪ そうとすら思えた・・・、ハズだった。



 が、しかし。となりもした訳だ・・・。


 ・・・タナカ・ワークス。

 そのメーカーの表面仕上げのバリエーションが次々と展開され始めたのだ。

 寄りによってパイソンで、だ。

 ここから先が今なお続く、Ken-G.の″ パイソン・フェチ迷走 ″の始まりだった・・・。
 

   


Posted by Ken-G.  at 19:26Comments(0)KOKUSAI.

2012年05月23日

はじめまして。

 先ずは、はじめましての挨拶が初ブログではない非礼をお詫び申し上げます。

 ブログタイトルに、特に意味はありません(笑)。



 とにかくミリブロの使い勝手がどんなモンか試したくて、いきなりGUNネタから始めてしまいました。やはりココ以外のSNSサイトには載せにくい趣味ですしね。

 トップボードにある通り、私・Ken-G.は20年弱ぶりのトイガン出戻り組です。イイ歳コいてハマって以来、最近のトイガンの進化ぶりに感動しっ放しで約3年が経ちました。

 当ブログでは出戻ってから購入したトイガンを概ね順番に、昔のトイガンとかも織り交ぜながら紹介していこうかなと思っています。

 ユル~く、ね(笑)。
 
 
  

Posted by Ken-G.  at 18:52Comments(0)はじめまして。

2012年05月20日

 出戻りGUNNER。

 
 
 今から3年ほど前だったろうか。

 ふとした事から、自宅のデスクにトイガン(エアガンないしモデルガン)を飾り物として置きたいと思い付いた。

 このテの趣味には眉をひそめる方も多いと思うが、男ってのは得てしてオモチャ好きな生き物なのよ。クルマやPC、服、アクセサリー、インテリアだって『手にしてカタチや機能を愛でるモノ』、つまりは玩具の延長に在るんじゃないかな。経済的な理由を抜きにすれば、何らかのモノ趣味を欲する男性は潜在的に多いはずだ。

 本来、銃は『殺傷目的の凶器』である事に何ら異論はないが、そのフォルムと存在感に魅力を感じるならば、それを模したオモチャが在っても良い、そう思う人が Ken-G.のみならず多数居るからこそトイガン即ちオモチャのテッポーの需要があり、それらを造るメーカー達も会社として成り立っている訳だ。
 所詮はプラスチックのオモチャであり、実弾の発射など絶対に不可能。その『玩具』としての範疇で、如何にリアルなカタチと雰囲気を楽しむか。しかも、最近のエアガン/モデルガンは結構な値段がする。18禁な上、学生がバイトで稼いだ小遣い程度でおいそれとはなかなか買えない代物なのだ。大人が働いて金を払って、束の間の休日に手に取り楽しむ。時に男が理解に苦しむところでは、女性が憧れるブランド製品やジュエリーの類、それらと相反する様で、実は似た要素も在るんだろうね。まあ、良いじゃないか(笑)。イイ歳こいて物欲などとうに衰えていたKen-G.だったが、その手触りに再び触発されてしまった趣味、それがトイガンなんだよね。

 と、前置きを長く取ったのはその性質上、犯罪への転用と要らぬ誤解を招く可能性が容易であるが故に、たとえオモチャとは云え実銃に準ずる厳重なルールとマナー意識がユーザーに要求される事が一つ。それからプラスチックの弾を飛ばしたり、スライドが作動したりするものでもあるので、使い方を誤れば大怪我を負うという危険性を警告する為だ。もしこのブログを読んで触発されてトイガンを買うのは大いに結構だが、誤操作等による危害を被っても、Ken-G.は一切の責任を持たない。そして弾速を違法なまでに上げるような改造も一切施さないし、読者にもそれらを禁止する、と断言しておこう。分別を有する大人のみに許される趣味、そういったシビアな側面を厳守させる法規制とユーザー達のマナーが有るからこそ、このジャンルが風化させられないで健在している、という事だけは肝に命じておいた方が良い。

 不特定多数が閲覧するネット上で『オモチャの銃が趣味だ』と言うからには、トラブル回避の為にも上記の事を明言しておく必要がある。

 繰り返すが、トイガンに関係する大小いかなるトラブルも、Ken-G.は一切、その責任は負わない。『お前の料理のブログのせいで、包丁で手を切った』とか、『息子がお前のクルマと同じチューニングを施したら、暴走して事故って死んだ』等と言われても単なる言い掛かりと同様で、責任問題を言及される謂われは全く無い。″ 社会人なんだから、全ては自己責任で ″という前提をあえて述べて措かなければならないのは情けなくも感じるが、今日びの世間における自己防衛の為には必須でもある。たとえ保身だ、ビビりだと言われても、それも社会人に求められる見識のひとつだと当然の如く思っている。


 と、堅い話はここまで。興味ない方、スルー結構、或いは大いに呆れてくれ(笑)。さあさあ、Ken-G.のトイガン自慢のはじまりはじまりぃ~(笑)。
 
 
 

 
 こういうサブカル玩具は専門店よりも、大型電気店のオモチャ売り場で安売りされているケースが多い事は経験上、知っていた。

 電気店のオモチャ売り場のショーケースで目に留まったのは、東京マルイ製のコルト・パイソン(↑写真・上)と、デトニクス(↓次の写真・上)、それからウエスタンアームズ(以下、″ WA ″)製のショーティー.40(↓同・下)。

 最初に買ったのはパイソンとデトニクス。どれを買うか迷ったが、決め手は値段とマルイというメーカーならではの高性能さと堅牢製。WA製1挺分で2挺買えるのは魅力的だし、どうせなら、リボルバーとオートマチックを並べれば満足感も高い。高校生以来、実に15年ぶりのエアガン購入である(笑)。

 特に、パイソンの実射性能には度肝を抜かれた。Ken-G.の中学~高校時代は平成1ケタ中期。当時のガスリボルバーと云えば、『3メートル先の地面に BB弾が転げ落ちる 』という程度のシロモノ。ホロリとか弱い弾道は実射性能なんて言葉には程遠く『弾の出る飾り物』であって、的を撃って楽しみたいなら選択肢からはハナッから除外されるモノ、というのが常識だった。このパイソンにもそんなに期待はしていなかった。しかもシルバーのリボルバーが欲しかったけど設定が無く、最初から分解して塗装して飾るつもりだったから、性能なんてどうでも良いと思っていた。

 しかし、箱出しで撃ってみると、飛ぶわ当たるわ!で感激してしまった。従来のガスリボルバーの様に実弾を模したケースにBB弾を込めるのではなく、ケースレスにして多弾装化、更にガスルートの工夫とホップアップ機能を設けて飛距離と命中性能を高度に実現されていたのだ。『ケース式じゃないからリアルではない』と言う者は昔のエ
アガンを知らない素人だ。飛んで当たるリボルバーなんて夢のまた夢、と知っていた世代には有り難い意外の何物でもない。マルイの高性能さには定評が有るのは知っていたが、その進歩に驚いたものだ。
 
 


 それからデトニクス。ガスブローバックを手にするのはMGCのグロック17以来で、現代のそれに大きな期待を持って購入、見事に応えてくれた。

 ところが、これら両マルイ製品。店頭で確認した時から気付いてはいたが、相変わらずのオモチャっぽさ(安っぽさ)と、銃本体の軽さが気になった。人間とは贅沢なモノで、上を見たらキリが無い。店頭での持ち合わせ上、購入を先送りにしたWAのショーティー.40が、次の日には手元に収まっていた(笑)。学生時代とは違い、独身貴族なオトナの特権に我ながら有り難みを感じてしまった(笑)。パイソンに至っては、持ち前のプラモ技術を活かしてシルバーに塗り替えてしまった程だ(パイソン写真・手前は後に購入したタナカワークス製。その仕上げ、密度感、重量感は圧倒的にマルイ製を上回る)。

 このショーティ.40は、昔の同社製の『 M6906 』のガスブローバック版で、値段が張る分、外観も丁寧なメッキ処理が施されている。マルイの様にプラスチックのヒケや目立ったパーティングラインもほとんど無い。高校生の頃に持っていた固定スライド(当時はこれが当たり前)の M6906 、コイツがブローバックしたら最高なのになぁ・・・、と憧れていたが、ここでも現代のトイガンに夢を叶えてもらった気分がしたものだ。
 
 

 
 Ken-G.は数あるテッポーの中でも特に拳銃(ハンドガン)、それも弾倉回転式の『リボルバー』がお好み。

 先のショーティー.40で本格的ブローバックはもうお腹一杯になったから、次はより高品質なリボルバーが欲しくなった。しかし世の流れはガスブローバック全盛で、電器屋の安売りコーナーではメジャーなメーカーであるマルイ製しか見当たらない為、専門店に足を向けた。

 購入目的はシルバーの、比較的コンパクトなリボルバー。コクサイのコンバットパイソンがあれば購入するつもりでいたが、カッコイイだけあって売り切れか、ショーケースには並んでいなかった。それでも購入条件を満たす、ナイスな1丁を見付けた。タグには『S&W M66(ガスリボルバー)』とあり、このカッチリ感と丁寧なステンレスメッキの仕上げは、メーカー名などロクに確認せずとも分かった俺は、『すみませ~ん、このコクサイのM66ガスガン見せて下さい』と店員に言ったら、『コクサイは1度倒産して、今はガスガン作ってませんよ。細々とモデルガンのみは販売していますが・・・』と、 彼から驚愕の事実を告げられた。旧MGCの倒産は社会人になって間もなくの事だったから知っていたが、コクサイまでもが事実上消滅していたとは知らなかった。正に出戻り趣味、トイガンの世界においては浦島太郎だ(笑)。

 そしてこのリアルなガスリボルバーはタナカワークス製だとも教えられた。店員の説明によると、これもマルイに負けない位の画期的な構造を持っており、実射性能とリアルなルックスを両立させたものらしい。実際、撃ってみたらコレマタ驚きのパフォーマンス!マルイ同様、カート式を廃してはいるが、モデルガン同様に実物グリップが取り付け可能な構造は、コレをリアルと言わずに何がリアルか!と言いたくもなる(笑)。内部機構の構造をモデルガン並に再現しているからこそ可能な、リアリティと高性能。これ以降はタナカ製のリボルバーを中心にコレクションが増える事となった。

 ペガサスシステムというこの内部構造は、他のトイガン・ブロガーによっても解説されているから、これについてはKen-G.はそのうち書こうと思う。
 
 Ken-G.所有のコイツにはアルタモント製のウォールナット製グリップを取り付けた。シルバーの短銃身リボルバー+木製グリップ、美しさの至高が目を潤す(笑)。
 
 
 


 タナカのM66と一緒に購入したのは、マルシン工業製のコルト・アナコンダ。

 2009年の購入当時、タナカがどうでマルシンはこうで・・・などと知る由もなく、単にアナコンダがモデルアップされている事に感激したからに他ならない。それにカート式というのも魅力的だった。シリンダーにチキチキとカートを装填するという操作は、やはりリボルバーの魅力の1つだしね。

 このマルシン製アナコンダは、直径8mmという特殊なサイズのBB弾を採用している事も大きな利点だと思う。『バスッ!バスッ!』という大きな発射音と弾着音は″ 44マグナム ″の迫力を少しでもオモチャのバーチャルで楽しむのに大きく貢献している様に思える。弾速はタナカに比べれば遅いが、必要充分。音の迫力がパワーを感じさせるのだ。大きな弾は貫通力が劣るから、安全面でもメリットは高い。

 外観は、値段がタナカ製より安価なだけにパーティングラインが若干目立つし重量もガタイ程ではないが、ブ厚いステンレスメッキの風合いはとても良い。
 残念なのはグリップの厚さ。カート式リボルバーの場合はどうしてもガスタンクをグリップ内に納める必要があり、現代のトイガンに見合うパフォーマンスを実現するにはタンクの大型化は避けられず、サイズ・オーバーのデフォルメはやむを得ない、といったところか。実銃もグリップは厚いのだろうけど、この厚さはそれ以上だろう。

 とまあ、僅かながら旧来のガスリボルバーの欠点を引きずっている箇所も見受けられるが、特にガスルートとの気密化には試行錯誤の努力の痕跡が、Ken-G.の様な出戻り派には涙ぐましいほど解りもするのだ。

 Ken-G.はコイツに釣り用板重りの鉛を詰められるだけ詰め、マルシン純正オプションの木製グリップを木製品用のニスで塗装、磨き込んでから装着したら、見て良し・触って良し・撃って良しな、ナイスガンになったという訳だ(笑)。
 
 
 今回初のGUNsブログ、いきなり濃ゆく書いたが、ここまでとしよう。
 
   


Posted by Ken-G.  at 19:42Comments(0)Blog.